2018年10月16日火曜日

ZEROのステージ「鎮西公子作品集から)

鎮西公子さんとの出会いは、県立博物館・ 美術館 企画展示室で開催された、「ニシムイ展」の時で、fmレキオでの番組ハップ・ステップ・ジャンプにゲスト出演して頂いた。

パレット市民ギャラリーで個展を開催(10月8日〜14日)
ZEROのステージ KIMIKO CHINZEI 1965〜2018

53年間に描いた作品が展示さ、その多くは大型(200×200)で観るのを圧巻である。画集を頂いたので中から幾つかスキャンして紹介しよう。

元博物館・美術館美術班 副館長を勤めた「翁長さん」の発刊に寄せてに、鎮西さん
の作品鑑賞が分かりやすく書かれた中ら幾つか書き出す。

ニシムイ
 ニシムイの森や宜保界隈の街と自然が鎮西さんの絵画を作った。

マチエール
鎮西は具象的モチーフを残した調和的な画面よりもマチエールを重視した物質感のある画面へと移行していく。

コラージュ、幾何学形フォルム
クレーの言葉「芸術の本質は見えるものをそのまま再現するのではなく、見えるようにすることにある」
鎮西は2000年代、画面に貼り付け、印刷された雑誌片を貼り付けるなどコラージュを試みる。


はじまりの詩、線と面のハーモニー
地=空間が世界だとして、図=フォルムがそれぞれの人生として、これから自由に生きるという世界観にあふれている。

 翁長さんの発刊に寄せての文書が、近代から現代への絵画の流れの一部を、鎮西さの作品を通して解説した文はとても分かり易かったので掲載しました。