2015年1月3日土曜日

happニュースから


沖縄県立芸術大学
美術工芸学部・大学院造形芸術研究科
第26回 「卒業・終了作品展」
今年も卒業・終了作品展の季節を迎えることになりました。本学は沖縄の地域文化と伝統を活かしつつ、芸術文化活動を行っております。
本展はその成果として、絵画・彫刻・デザイン・工芸
(染織、陶芸)・芸術家の美術工芸学部の5専攻による個性豊かな作品群が展示されております。未来をきりひらく若い卵たちの作品をどうぞご覧ください!!
2015年2月13日(金)~17日(火)
10:00~18:00(入場17:30まで)県立芸術大学構内・入場無料
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「ゴー・ビトゥイーンズ展
   ~こどもを通して見る世界~」
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ニューヨークの貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の通訳としてさまざまな用事をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)」と呼びました。
異なる文化の間や現実と想像の世界の間など、さまざまな境界を行き来する子どもを媒介者として捉え、世界各国20アーティストの作品に表れる子どものイメージを通して、子どもを取り巻く環境と彼らが対峙する問題に目を向けます。さらに遊びや夢、記憶などをキーワードに、常識や伝統の枠組みにとらわれない子どもの創造性と多様な感覚に迫ります。
環境に翻弄されつつも、境界を超えることで閉塞した状況を突破する子どもたち。
その生きる力は、新たな世界への可能性を開く、未来への鍵となるでしょう。
異なる文化、現実と想像、大人と子ども、あらゆる境界を行き来する子どもたちが放つ「生きるちから」・・・
2015年1月16日(金)~3月15日(日)
沖縄県立博物館・美術館