2016年5月22日日曜日

志村ふくみ展5月29日まで

志村ふくみ展がいよいよ今月29日で終了となる。

なぜ、ヤマトゥンチュ(大和の人)本土の方の展覧会をするのかと訝ったいたが、
サブタイトルに「母衣(ぼろ)への回帰」とあり、気になるタイトルである。
 文化勲章まで頂いた方の展覧会だから何かあるのだろうと思っていたら、美術班からオープニンセリモニーに参加しませんかと参加要請書が届いていた。タダで見せるから来いというのだ、「タダより怖いものは無い」と思いながら参列した。
入り口冒頭に何やら文章が書かれたいる。とても感動した文で会ったが、あいにくメモを取るのを忘れ、今では記憶に無い。
展示会場に入ると、着物が沢山ある。当たり前であるが、その側に文章が描かれている。
読むと、心打つ文にこれまた感動する。作家の作品に込める想いが書かれたのであろう。
文を読み改めて展示作品を眺めると、作品が語りかけてくるのがわかる。
よく「一つの道は全てを見る』?言葉は間違っているかも知れないが、極めることのできた作家が書いた「文」は人生の重みを感じるのだ。
私の手元に「志村ふくみの言葉、白のままでは生きられない」が、私の心に永遠い響く気がする。
志村ふくみ展、久々に感動した展覧会も、5月29日で店じまい。お足を運んでください。