鑑賞ツアーのガイド達、視覚障がい者の方など、多くの参加者で展示室は賑わいました
目が見えなくても美術館を楽しむ方法を、東京から専門の講師をお招きして共有できたと思います
作品の前に立ち作品の特徴や感じた事を伝え「どういう感じ?」「怒っている表情?」といった質問を意見を交えながら答え作品を想像していく。。。といった感じ。
最初の作品はタカエズトシコさんの作品
参加者は身振り手振り、
「大きい瓜みたいで!色はベージュ!」
「みなさんの杖くらいの長さの作品です!」
「食べたら美味しそう!」「いや!まずそう!」
などなどガイドもいつも以上に声も大きく、作品の細かいところまで見つけていました
「こういう感じ?」「なるほど」「お家に飾ってみたい?」など
質問を投げかけていました
最後の意見交換会で
「たくさんの人の意見や感想で作品を想像する事ができた」と、お言葉を頂きました
どうやったらうまく伝えられるか、
レプリカなどあればさわってもっとうまく伝えられるのに!
と少し不安を感じていましたが、言葉だけでも充分に作品の良さや作者の気持ちを感じ取ってくれました。
すごく嬉しかったです。
お話をしているうちに美術館に来ては行けないと、来ても楽しめないと思っていたとの本音もツアーを継続的にやっていく必要があると感じました。
お一人で来ても安心して楽しめるような美術館にしていきたいですね!
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップの講師のみなさん、暑い中参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
またみなさんとお会い出来る日を楽しみにしております